プードル

原産国: ドイツ(フランスで発展)
体重: トイ2〜2.5kg / ミニチュア7〜8kg / スタンダード20〜32kg
体高: トイ24〜28cm / ミニチュア28〜38cm / スタンダード45cm以上
性格・魅力
プードルは全犬種中第2位の知能を誇る(スタンレー・コレン博士調べ)頭脳派ナンバーワン犬種(1位はボーダーコリー)。コマンドを5回以内で学習し、95%以上の確率でこなす能力を持つとされています。何度教えてもできない、は基本的にプードルには起こりにくいのです。
愛情深く社交的で、家族全員に均等に愛情を注いでくれます。人の感情を読む能力が高く、悲しんでいる時に寄り添ってくれる「心が読める犬」と感じる飼い主も多いです。サイズが3種類あり(トイ・ミニチュア・スタンダード)、ライフスタイルや住環境に合わせて選べるのも人気の理由です。
おもしろ歴史
「プードル」という名前はドイツ語の「Pudel(プードル)」が由来で、「水溜まりでバシャバシャする」という意味。つまりプードルは本来、水鳥猟のための水中レトリーバー犬だったのです。フランスのお洒落な愛玩犬というイメージとは大違いですね。
あのポンポン付きのトリミングスタイルも、実は実用的な理由から生まれました。冷たい水の中で泳ぐ際に、心臓や関節など重要な部位を毛で温めつつ、泳ぎの邪魔にならないよう他の部分は刈り込んだのが始まりです。機能美がそのままファッションになった稀有な例です。
プードルはサーカスや大道芸でも活躍してきました。その高い学習能力から、複雑な芸を披露することを得意とし、かつてのヨーロッパでは「旅芸人の犬」として親しまれていました。
飼育のポイント
プードルの毛はファーではなくヘアに近い性質で、抜け毛が非常に少なく、アレルギーの方にも比較的向いています。ただし毛が伸び続けるため、定期的なトリミングは必須(目安は1〜2ヶ月に一度)。頭がいい分、刺激が不足するとストレスを溜め込みます。毎日のトレーニングや知育玩具は欠かせません。
運動量はサイズによって異なりますが、スタンダードは大型犬なのでしっかりとした運動が必要。トイやミニチュアも意外と体力があり、室内遊びだけでは満足しないことが多いです。
かかりやすい病気
「進行性網膜萎縮症(PRA)」は遺伝性で徐々に失明する眼疾患。遺伝子検査が可能なので、ブリーダーから迎える場合は確認を。「ルクソーニー症候群(股関節形成不全)」はスタンダードに多い疾患です。また、毛が伸び続けるため外耳道に毛が入り込みやすく、「外耳炎」になりやすい傾向があります。月1回の耳掃除を習慣にしましょう。
ワンダフル豆知識
プードルのトリミングスタイルは世界で最もバリエーションが豊富な犬種の一つです。定番のポンポンスタイルから、アジアンスタイルと呼ばれる個性的なカットまで、トリマーの腕とオーナーのセンスが試される「歩くアート」です。どんな形にカットしても可愛くなるのはプードルの毛質あってこそ。世界中のトリマーが愛してやまない犬種です。
