シャンプーのゴシゴシ洗いはNG
自己流で犬を洗うのではなく、以下のようなステップを踏むことが大切です。
1. 入浴前にブラッシングで毛のもつれを取り除きます。これによりシャンプーやお湯が被毛の奥まで浸透しやすくなり、入浴時間を短縮することができます。
2. 毛を整えたらシャワーでぬるま湯を出して犬の体を濡らします。お湯の温度は33~38度を目安にします。
3. 犬の皮膚は人のレベルの1/5程度の厚みしかなく、刺激に敏感です。ですから、ゴシゴシと擦り洗いするのではなく、シャンプー剤を泡立ててから体に乗せ、毛の流れに沿って優しく洗います。
4. 洗い残しが皮膚炎の原因になるので、シャワーできちんとすすぎます。その際、シャワーヘッドを犬の体に密着させると、シャワーの音や水圧が軽減されます。
5. 最後にタオルでドライし、ドライヤーで完全に乾かします。ドライヤーは体から30㎝以上離し、熱が直接当たりすぎないように冷風と温風を交互に使います。
以上、犬の皮膚はデリケートであるため、優しく洗い、丁寧に乾かすことが必要です。