「子犬だから甘噛みしても大丈夫」は大きな誤解です。噛む力が弱い今こそ、噛み癖を直す黄金期。放置すると成犬になってから取り返しのつかない問題になることもあります。
なぜ子犬は噛むの?
子犬が噛むのは本能的な行動です。兄弟犬と遊ぶ時に噛み合って「どのくらいの力で噛むと痛いか」を学ぶのが本来の学習方法。人間と暮らす犬は、その学習の機会が少ないため、加減がわからないまま成長することがあります。
8ヶ月が重要な理由
生後8ヶ月頃は「社会化期」と「反抗期」の境目。この時期までにルールを学んだ犬は、その記憶が長期記憶として定着しやすいです。逆にこの時期を過ぎてから噛み癖を直そうとすると、時間と労力が何倍もかかります。乳歯が抜けて永久歯に生え変わる時期でもあり、歯茎がむずがゆくて噛む行動が増えるタイミングでもあります。
正しい矯正方法
噛まれた瞬間、高い声で「痛い!」と言って遊びを止め、その場を離れましょう。「噛む→遊びが終わる」という経験を積ませることが基本。絶対にやってはいけないのは、噛まれた手を引っ込めること(犬には「追いかけてきた」と映ります)と、叩くなどの体罰(恐怖と攻撃性を育てます)。
噛んでいいおもちゃで発散させよう
歯がゆい時期に「噛んでいいもの」を用意することも大切。硬すぎず柔らかすぎないロープおもちゃや噛むおもちゃを用意し、正しい噛む対象を教えましょう。噛む欲求を満たすことで、人や家具への噛み癖も減っていきます。







