お尻を床につけて歩いてるのはかわいい?
犬がお尻を床に擦りつけて歩く「お尻歩き」は、肛門腺に分泌液が溜まって違和感があるためです。肛門腺は犬の肛門の左右にある袋で、この袋が溜まると炎症を起こし、最悪の場合は破裂することもあります。特に小型犬や高齢犬は自力で排出できない場合が多いため、飼い主が定期的に絞り出す必要があります。絞り方は、肛門を中心に4時と8時の位置にある肛門腺を指で挟み、下から上に押し出すように絞ります。絞る頻度は月1回が一般的ですが、溜まりやすい体質の犬もいるため、こまめに確認が必要です。犬が肛門腺絞りを嫌がる場合は、獣医やトリマーに頼むと良いです。