危険!るんるんスキップと思ったら実は、、

散歩中、愛犬がちょっとスキップするような独特の動き——「嬉しそうで可愛い!」と微笑ましく見ていませんか?実はそれ、膝蓋骨脱臼(パテラ)のサインかもしれません。

膝蓋骨脱臼(パテラ)とは
膝のお皿(膝蓋骨)が本来あるべき位置からずれてしまう病気です。ずれた瞬間に足を上げてぴょんぴょん動く——これがスキップのように見えます。ずれると痛みや違和感があり、しばらくすると元の位置に戻るため「たまにしか見られない」ことが多く、気づくのが遅れやすいです。

特に多い犬種:トイプードル、ポメラニアン、チワワ、ヨークシャーテリア、マルチーズなど小型犬全般。大型犬では股関節形成不全と混同されることも。

重症度は4段階
グレード1:ほぼ症状なし、押せばずれるが自然に戻る
グレード2:たまにずれて足を上げる(スキップ状態)。自然に戻ることも多い
グレード3:ほぼずれたまま。手で戻すことはできる
グレード4:常にずれており手でも戻せない。歩行が困難

グレード2以上は手術が推奨されることが多く、放置すると軟骨が削れて将来的な変形性関節症につながります。

日常でできる予防
フローリングは滑りやすく膝に負担をかけます。カーペットやマットの設置が効果的。ソファやベッドへの飛び乗り・飛び降りはできるだけ控えさせ、ステップやスロープを活用しましょう。体重管理も重要で、肥満は膝への負担を増やします。

「たまにスキップする」が続く場合は早めに受診を。早期発見・早期対処が愛犬の未来の歩行を守ります。