初対面で頭をなでるのはダメ!?
犬に初めて接する際は注意が必要です。見知らぬ人に突然触られることを嫌がる犬は多く、その結果噛むこともあります。そのため、初めて会う犬に触る前には飼い主の許可を得ることが重要です。
犬に近づくときは、直線的ではなくカーブを描いて犬の横に回り込むと良いでしょう。これは犬の挨拶の仕方で、敵意がないことを示します。また、犬をじっと見つめると威嚇と誤解される可能性があるため、視線を外したり、飼い主と会話しながら近づくと安心します。
犬の目線の高さに合わせてしゃがみ、見下ろすような姿勢を避けましょう。また、触る前に犬に自分のにおいを嗅がせることが有効です。そのために握りこぶしにした手の甲を差し出し、犬が嗅ぐまで待つと良いです。
そして、犬に初めて触れるときは、頭からではなく胸元や体の側面からなでることが推奨されます。犬が恐怖を感じず、また嫌がらない場合のみ、首や背中など他の場所もなでることを試みてください。以上の手順を踏むことで、初対面の犬との距離を縮めることができます。