犬の体を作り動かすために必要な栄養素は6つあります。「5大栄養素」に「水」を加えた6大栄養素として考えるのが現代の標準的な考え方です。
①タンパク質
筋肉・臓器・被毛・酵素・抗体の材料。犬にとって最重要栄養素。肉・魚・卵・乳製品に多く含まれます。不足すると筋肉量低下・免疫力低下・被毛の劣化が起きます。
②脂質
最も高カロリーなエネルギー源(タンパク質・炭水化物の2倍以上)。細胞膜の構成・脂溶性ビタミン(A・D・E・K)の吸収補助・皮膚と被毛のツヤに関係します。オメガ3(DHA・EPA)は抗炎症作用があり関節・皮膚・脳に有益です。
③炭水化物
エネルギー源として補助的な役割。犬には必須ではありませんが、消化しやすい形(米・さつまいも・かぼちゃ)は有効なエネルギー補給になります。食物繊維は腸内環境の改善に役立ちます。
④ビタミン
13種類(脂溶性4種・水溶性9種)があり、代謝・免疫・神経機能など多岐にわたる役割を担います。総合栄養食を適切な量食べていれば基本的に不足しません。
⑤ミネラル
骨・歯の形成(カルシウム・リン)・神経伝達(カリウム・ナトリウム)・血液(鉄分)などに関与。与えすぎても不足してもバランスが崩れます。サプリメントの自己判断による追加は要注意。
⑥水
体の60〜70%を構成し、すべての代謝の基盤。1日でも不足すると深刻な影響が出ます。







