ワンコはお腹が空くと吐きます

「朝食前に黄色い泡を吐いた」——このパターンに心当たりはありませんか?実はこれ、病気ではなく「空腹嘔吐(胆汁嘔吐症候群)」と呼ばれる現象です。

なぜ空腹で吐くの?
人間と違い、犬は長時間食べ物が胃にない状態が続くと、消化のために分泌された胆汁や胃酸が胃粘膜を刺激します。この刺激が嘔吐反射を引き起こし、黄緑色や白い泡状のものを吐くことがあります。前日の夕食から翌日の朝食まで時間が空きすぎている場合に起きやすいです。

対処法
・1日の食事回数を2回から3回に増やす
・就寝前に少量のフードを与える
・朝食の時間を早める

病気としての嘔吐との見分け方
問題ない空腹嘔吐は:食べ物が入っていない黄色い泡状・吐いた後は元気に食事を食べる。
受診すべき嘔吐は:血が混じる・食後すぐ・1日に何度も・元気がない・下痢を伴う・24時間以上続く、などです。

犬が吐きやすい体の構造
犬は人間より嘔吐反射が起きやすい構造をしており、ちょっとした刺激でも吐くことがあります。これは草を食べて意図的に吐く(消化器の洗浄行動)という本能とも関係しています。「また吐いた」と毎回慌てなくてもいいケースも多いですが、パターンを観察することが大切です。