「うちは室内飼いだからノミは関係ない」——これは大きな誤解です。ノミは飼い主の服・靴の裏・窓の隙間から家の中に侵入することがあります。
ノミの生態
ノミは気温13℃以上になると活動が活発になり、繁殖します。日本では従来「夏の虫」イメージがありましたが、冬も室内が暖かければ年中繁殖できます。実はノミの活動は春(3〜5月)と秋(9〜11月)が最も多いです。
ノミ感染のサイン
・激しく体をかく・噛む
・毛の根元に黒い砂粒のような「ノミの糞」(水で濡れた白いティッシュに乗せると赤くにじむ)
・貧血(大量寄生の場合、特に子犬は危険)
・ノミアレルギー性皮膚炎(ノミ1匹に刺されただけで激しいかゆみが生じる犬もいる)
ノミは環境全体に対処が必要
犬の体に見えるノミは全体の5%以下。残り95%は卵・幼虫・さなぎとして家の中の絨毯・ソファ・ベッドに潜んでいます。犬だけ治療しても再感染が続くため、家の中の掃除(特に隅・ソファの下)も同時に行うことが重要です。
予防が最善策
月1回の滴下型ノミ・ダニ予防薬(スポット剤)が最も効果的で手軽な予防法です。ノミダニ予防薬は処方薬のものが市販品より効果が高く、安全性も確認されています。かかりつけ医に相談を。







