犬のしっぽは言葉のような役割を果たし、さまざまな感情を表現します。振る速度や高さで喜びや期待、威嚇、不安などを伝えます。犬がポジティブな気持ちの時は右に振り、ネガティブな気持ちの時は左に振ることがあるとされますが、全ての犬に当てはまるわけではなく、個体差もあります。しっぽの位置や振り方を観察して、犬の気持ちを理解することが重要です。嬉しい時は上向きに大きく振り、威嚇や不安な時は下向きになります。ですがリラックスしている時もやや下に向けて緩やかに振ることがあります。

尻尾で気分を見分けるコツ

① 普段のしっぽの位置を覚えておこう
しっぽの位置はそれぞれのわんこによって違うので落ち着いてる時の愛犬のしっぽの位置を確認して覚えておきましょう。

② 怒っているときは、尻尾をぴんと立てて小刻みに振る
戦闘状態に入っているときは、 尻尾を立てて、自分の存在を大きく見せます。 小刻みに素早く揺れていたら威嚇のサインです。

③ 嬉しい時は大きく降る
しっぽをぶんぶん大きく振っているときは、嬉しいときのサインです。あまりにも嬉しい時は体全体を使ってくねくねしながら尻尾を振ります。

④ 怖い時は尻尾を隠す
ネガティブな感情のときには しっぽも落ち込んだようにダランと下を向いています。不安や恐怖を感じているときには、急所を隠すために、足の間に尻尾を挟み込み縮こまります。