ドックフードの切り替えは段々と

犬のドッグフードを切り替える際には、お腹に負担をかけないように、1週間から10日間程度を目安に少しずつ新しいフードに慣れさせることが大切です。これは特に子犬、老犬、お腹の弱い犬にとって重要で、急にフードを変えるとストレスを感じ、下痢や嘔吐を引き起こす可能性があります。

初めに新しいフードを全体の10%程度混ぜ、食べる様子や体調を見守ります。問題がなければ、毎日新しいフードの割合を増やし、今までのフードを減らしていきます。ドライフードからウェットフードへ切り替える場合には、特に慎重に進めることが必要です。ウェットフードには水分が多く含まれており、その結果、必要な給与量がドライフードの約3倍になる可能性があるからです。

また、新しいフードに敏感な犬や、消化機能が衰えた高齢犬の場合には、より長い時間をかけて食事を切り替えることを検討してみてください。新しいフードを混ぜたものを数日間試してみるなど、様子を見ながら切り替えることが重要です。