散歩を筋トレに活用しよう!

実は犬の散歩は、ただ「用を足しに行く」だけではありません。正しく工夫すれば、愛犬のシニア期を健康に過ごすための「筋トレ」になります。

犬の後ろ足は特に老化が早い部位です。後ろ足の筋力低下は、転倒・滑り・立ち上がりの困難につながり、飼い主が気づいたときには「もうかなり衰えていた」というケースが珍しくありません。散歩で少し意識するだけで、この老化を遅らせることができます。

後ろ足強化に効果的な散歩法
坂道を取り入れる:上り坂は後ろ足に、下り坂は前足とバランス感覚に効果的。ただし関節に問題がある犬には逆効果なので注意。
砂浜・芝生など不整地を歩く:平坦なアスファルトより体幹・バランス力を鍛えられます。
ゆっくり歩き:実はダッシュよりゆっくりした歩行のほうが筋肉への負荷が高い。特に後ろ足の筋維持に有効。

やってはいけないこと
老犬・関節疾患持ちの犬に急な激運動は禁物です。ジャンプや急停止も関節への衝撃が大きいため、シニア期(7歳以降の小型犬、5歳以降の大型犬)からは散歩の質を重視しましょう。

平均的な犬の後ろ足筋力は10歳を超えると急速に落ちます。「まだ若い」と感じている7〜8歳頃から坂道散歩などを習慣にすることが、10年後の愛犬の元気につながります。